今回は最高の人生だった

我が人生に最大の幸せをもたらした妻との出会い

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早いもので大学を卒業してから40年以上、妻と知り合ってからはそれ以上経ちました。若い人に申し上げたいことがあります。人生はアッという間だということです。学校を出てから40年、アッという間でした。

還暦を過ぎると、幼馴染や同年代の親戚が死んだという知らせがポツポツ入ってきます。年賀状のやり取りくらいしかしていなくても、幼馴染の死亡の通知は流石にショックを受けます。

会う予定がない人でも、もう会うことができない、顔を見ることも話しをすることもできないとなると何とも言えない寂しさがこみ上げてきます。そして自分もいつどうなるか分からない、あと何年生きられるのだろうということも頭をよぎるようになります。

そしてまだ死期が近い訳でもないのに、ついこれまでを振り返ってしまうことも度々です。そのとき必ず「この人生、妻と知り合い結婚できただけで、生まれてきた甲斐があった。妻と出会えて幸せだった」と思います。

昔も今も仲良しですが、若い頃は惚れられた強みで、ぞんざいに扱ったこともあったような気もします。今では、いつの間にか立場が逆転し、こっちが惚れた弱みですっかり妻の尻に敷かれています。でも、生まれ変わったら、また一緒になりたいと強く願っています。残念ながら、妻の答えは「考えておく」です。

輪廻転生(りんねてんしょう)を日本人の4割は信じているそうです。私がこれまでに何回生まれ変わったのかは不明です。私がいつ死ぬのか、死ぬまでに何が起こるのか、それは分かりませんが、これだけは明言できます。「今回は最高の人生だった」

未だに妻をこよなく愛するジージの気ままな綴りです。